蒼空ルベリスタ

漫画本編

※この作品には流血や暴力等、残酷描写が含まれる場合がありますので、苦手な方は閲覧にご注意下さい
 人によっては地雷もあります


― 起の章 ―


― 転の章 ―


― クウハの章 其の壱 ―


― リゼルの章 其の壱 ―


― レヴァイトの章 ―


登場人物

※データは最新話までのネタバレを含みます【最新:第27章/英歴4525年 8月5日】



世界地図




テシュハール大陸

大陸北部が荒地、南部が草原地帯。
特に最北部は辺境地帯で、魔物の巣窟。
魔物の数と強さは、全大陸中、ダントツトップ。
昔この大陸を統べていたのは、五大聖王国の1つ「セルジスタ王国」で、75年前に滅んでいる。
大陸で唯一の国家を失い、その後は守護法陣や破滅荒衆など、闇を含め様々な組織が出来上がった。


ログシーナ大陸

大陸のほとんどが雪原地帯。
地形と気候が最悪なため、魔物の生息数が、全大陸中最も少ない。
この大陸を統べるのは、五大聖王国の1つ「ミトラス王国」。
守護法陣と破滅荒衆を支援する重要な国である。


タスクーシア大陸

大陸の約2/3が砂漠地帯。
生息する魔物の強さは、全大陸中最も低い。
この大陸を統べるのは、五大聖王国の1つ「ワイトミッタ王国」。
数多くの学校や研究施設がある。


ラトセン大陸

大陸のほとんどが草原地帯。
魔物の生息数が、テシュハール大陸の次に多い。
昔この大陸を統べていたのは、五大聖王国の1つ「サレイト王国」で、905年前に滅んでいる。
滅亡後は、民が各々国を築き上げ、その結果出来たのが小国群。
頂点に立つ者が存在しないためか、全大陸中、最も治安が悪い。


コクリガ大陸

大陸のほとんどが森林地帯。
生息する魔物の強さが、テシュハール大陸の次に高い。
この大陸を統べるのは、五大聖王国の1つ「ヴェルレイガ王国」で、12年前に滅んでいる。
巨大隕石の落下により、大陸全土が海に沈んだ。


用語集


≪魔術≫

炎・水・風・地の四大元素、その上位に位置する光・闇を加えた、攻撃系6属性。
そして、治癒・支援の援護系2属性、合計8つの属性に分類される。

炎は“破壊”、水は“形成”、風は“変化”、地は“安定”、光は“放出”、闇は“吸収”と、それぞれ属性によって性質が異なる。

また、風属性の上位に「雷属性」が存在し、水属性の上位に「氷属性」が存在する。
いずれも同属性ではあるが、雷は光と炎の影響を、氷は闇と地の影響を少なからず受けている、と言われている。

魔法陣において、向かい合う属性が「相反」。
陣位置が近いものほど相性が良いと言われている。

そして、魔術の属性を視覚的に判断する手っ取り早い方法として【色】が挙げられる。

炎は“赤”、水(氷)は“青”、風(雷)は“緑”、地は“茶”、光は“黄”、闇は“紫”、治癒は“桃色”、支援は“空色”。




≪神粒/コルト≫

地中の奥深くに点在する、粒子。
これが魔力と結合すると「神魔力」と呼ばれる「魔力の質が5倍」「身体能力が2倍」にまで跳ね上がる程の、高性能な魔力を得る事が出来る。
神魔力を得ると、肉体だけが若返るという「若態化」が生じるが、「神粒封印具/コルスペルター」で抑えられる。
ただしその場合、神魔力は一時的に失われる。




≪晶核/スレン≫

高密度のエネルギー結晶体。
本来「兵器の核」として使用するモノだが、人体に埋め込む事で「肉体強化」が可能。
ただし、晶核を体に埋め込む場合、「拒絶反応」でそれなりのリスクを伴う。
晶核を埋め込んだ場所には「紋章」が浮かび上がるのだが、破滅荒衆の人間は、例外無く全員がこれを埋め込んでいる為、組織の人間としての目印にしている。




≪五大聖王国≫

1000年前に「魔王」を封印した「五英雄」が、分断された五つの大陸に、それぞれ最初に建国した国の事。
最大最古の王国であり、その王族は最上位、世界を統べる存在である。




≪封印の血族≫

五大聖王家の王族であり、五英雄の直系である「王」から生まれた者すべてを指す。
ただし、例え五英雄の血を引いていようとも、王から生まれていない者は封印の血族ではない。




≪魔の者≫

魔物の上位種で、「魔族」とも呼ばれる。人間と変わらぬ容姿をしている為、判断するのが容易ではない。
「魔王」復活を目論み、暗躍している。